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[さぼてんP] パーフェクトスター・パーフェクトスタイル

[投下日:2010.12.9]

今回お邪魔させていただいた動画はこちら。

<さぼてんP>【MMD】パーフェクトスター・パーフェクトスタイル【魔王エンジェル】


↓マイメモリーはこちら(一般コメントも含んでいます)


ニコマスを初期から見ていた人にとってこの曲は感慨深いものがあると思います。
理由は言わずもがな、ですよね。

あのPのニコマス撤退で動画は消えてしまいましたが、このような形で再び見ることが
できるようになるとは思っても見ませんでした。
魔王エンジェル&本家の振り付け。MMDが登場し、発展してきた現在だからこそ見られる
作品だといえるでしょう。クオリティも非常に高いですよね^^

2007年当時はアイマスCAの最盛期、ということもあり、初代PSPSでも色々なCAを見ることが
できました。big16行固定歌詞、プロフ、エンドロールなどですね。
当時、あのPの動画には常駐の職人さんがいらっしゃったので、私はCAを投下する機会が
ありませんでした。
そこで今回は是非ともやってみたいと思い作ってみました。

今回のEDロールのキーワードは『ハイライト強調』です。


それでは解説に移ろうと思います。(以下格納)



今回のEDロールは全てのコメントを上下重ね合わせで二重表示としています。

本動画のEDロールを入れる箇所の特徴としては、
 ①背景色が黒系と白系で切り替わる箇所がある
 ②キャラクターの表示領域が広い
 ③キャラクターの衣装に白が多く使われている
というものがあげられます。

私が普段作るEDロールでは実在のテロップのような雰囲気を出す為に白一色で作ることが多いの
ですが、今回のようなケースですと、白ベースの背景の場面で字幕が見えにくくなってしまうこと、
キャラの躯体部に字幕を被せるときに衣装の色と同化してしまうことなどの問題が発生してしまいます。
こうした問題は動画の邪魔をしてしまうことに繋がってしまうのでなるべく避けなければなりません。

そこで字幕の基本色を白ではなく薄く色づけしたものとし、濃い色の背景色を重ねることにより、字幕が
浮き上がるような演出を行いました。

ニコニコ動画のコメントは『ハイライト表示』という処理が施されています。これは文字に背景をつけて
強調表示させるというもので、よく見るとうっすらと影がついているのがわかると思います。
今回は濃淡の文字を重ねることによりハイライト表示をより強化した演出を行っています。
ここで注意しなければいけないのが、『影を目立たせすぎてはいけない』という点です。
影を目立たせる場合は、重ねる文字のずれを大きくしてやればいいのですが、そうしてしまうと
重ねた2つの字幕によって相互的に立体表示を構築することになってしまいます。
今回作る『ハイライト強調』はあくまでも重ねた文字を1文字と見立てて際立たせる手法なので、文字を
重ねる際のずらし幅は極限まで縮小しなければなりません。

今回はこういった観点から、文字のずらし幅を1~2pixelにとどめるような微調整を全ての字幕で行って
おります。また、重ね合わせる字幕は高さが1pixelもずれないように足場を調整してみました。

今回のようなパターンで作るのは2度目となります。前回はこちら↓

<ぎょP>アイドルマスター THE BAWDIES「I'm In Love With You」真美 春香 美希




それでは黄枠画像を見ながら順次解説していきます。


【1枚目(コメント数:9)】
PSPS_ED01.jpg

1枚目はいきなりハイライト強調の効果が現れる箇所となります。
ここの3秒間では背景色が黒⇒白⇒黒と変化する為、単純な白基調の字幕だと白背景の時に背景に吸収
されてしまいます。
このような場合にハイライト強調用に重ねた濃い色が字幕を浮き上がらせてくれます。

今回字幕に使用した色は全て日本の伝統色である『和色』から選んでいます。
色見本はこちらのサイト『和色大辞典』を参考にしております。

基本の組み合わせは、背景(影)=似せ紫(にせむらさき:#513743)、本体=暁鼠(あかつきねず:#D3CFD9)
となっております。以降は背景色のみ必要に応じて変えていきます。変更した場所についてはその都度
使用した色をご紹介いたします。

◆◆◆ueコメント◆◆◆
PSPS_ED01_ue.jpg

1枚目~2枚目ではキャラに被らないように少し高い位置に配置しています。

◆◆◆shitaコメント◆◆◆
PSPS_ED01_shita.jpg

ueコメントの黄枠を消して、shitaコメントの黄枠だけにしました。
いつものように足場を組んで、背景色と同じ高さに重ねていきます。
今回は微妙なずれ幅での重ねに重点を置いていますので、空白文字の組み合わせをご紹介していきます。

   『◆◆◆Presented by◆◆◆』 : 右端に0x00a0を1個追加(2pixel)
   『©バンダイナムコゲームス』 : 0x2001 を 0x3000+0x00a0×2個に置換(2pixel)
   『©東豪寺プロダクション』 : 同上(2pixel)

勿論、文字サイズによってずれ方には違いがありますので色々な空白文字の組み合わせを試してみてください。


【2枚目(コメント数:8)】
PSPS_ED02.jpg

◆◆◆ueコメント◆◆◆
PSPS_ED02_ue.jpg

◆◆◆shitaコメント◆◆◆
PSPS_ED02_shita.jpg

『-Vocaloid Promotion Video Project-』の部分はかなり臨界幅リサイズにより圧縮されている為、
ずれ幅の調整はかなり厳しくなってきます。ずれ具合が均等になってくれないことも出てきます。
ここのずれ幅は文字が小さいので1pixel。ですが、背景が黒いので背景色がほとんど見えない状態となって
おります。死兆星を探すような感覚で見てみてくださいw

   『◆◆◆3D MOVIE~◆◆◆』 : 右端に0x00a0を1個追加(2pixel)
   『© V P V P』 : 0x2001 を 0x3000+0x00a0×2個に置換(2pixel)
   『-Vocaloid Promotion~』 : 右端に0x00a0を1個追加(1pixel)


【3枚目(コメント数:9)】
PSPS_ED03.jpg

ここではキャラクターのイメージカラー(っぽいもの)をハイライト強調の下地に使用しています。
魔王エンジェルは準公式キャラ(?)なのでプロフィール等の詳細な設定はありませんので、大百科や
衣装の色からイメージしてみました。
色は、東豪寺麗華=茜色(あかねいろ:#B7282E)、朝比奈りん=薄紅梅(うすこうばい:#E597B2)
三条ともみ=紺青(こんじょう:#192F60) としてみました。

ここでは下地に使っている色と本体の色の系統が大きく違うので、強調というよりは色つき文字という
印象が強くなる場所ですね。

◆◆◆ueコメント◆◆◆
PSPS_ED03_ue.jpg

◆◆◆shitaコメント◆◆◆
PSPS_ED03_shita.jpg

いつも作るパターンですと、CVはキャラ名の下に別字幕で入れることが多いのですが、今回はコメントの
節約のため、1行で作っています。括弧の位置を揃えにくいのが難点といえば難点ですね。

   『◆◆◆Performed by◆◆◆』 : 右端に0x00a0を2個追加(2pixel)
   『東豪寺麗華(CV:今野宏美)』 : 0x2001 を 0x3000+0x00a0×2個に置換(2pixel)
   『朝比奈りん(CV:阿澄佳奈)』 : 右端に0x00a0を1個追加(2pixel)
   『三条ともみ(CV:茅原実里)』 : 0x2001 を 0x3000+0x00a0×2個に置換(2pixel)

ちょっと組み合わせの違うパターンもありますが、臨界幅リサイズには『こうすればこうなる』という
法則性がありませんので、臨機応変な対応が必要となってくると思います。

※中の人は、漫画「アイドルマスターrelations」の単行本第一巻限定版付属ドラマCDのキャスティングです。


【4枚目(コメント数:8)】
PSPS_ED04.jpg

4枚目は曲紹介。Perfumeの曲は基本的に作詞・作曲・編曲の全てを中田ヤスタカが行っていますので、
表記はサウンドプロデューサーということで1本にまとめました。それにPerfumeの名前を加えてシンプルに。

ここでは横スクロールで3人の姿が右に流れていきます。背景は薄いグレー、そして字幕(タイトル)を
配置する高さの部分は白いシャツとなります。ここもハイライト強調の有効なポイントとなります。

下段2行の背景色は葡萄色(えびいろ:#640125)となります。

◆◆◆ueコメント◆◆◆
PSPS_ED04_ue.jpg

◆◆◆shitaコメント◆◆◆
PSPS_ED04_shita.jpg

shitaコメントで背景色と重なるように本体色を重ねていきますが、ここは足場の高さが狭く、空白改行の
足場ではうまく高さを調節することができませんでした。そこでmedium2行を臨界幅リサイズで圧縮して高さを
調整したものを足場として使っています。

   『パーフェクトスター・~』 : 右端に0x00a0を1個追加(2pixel)
   『Sound Produced by~』 : 同上(2pixel)
   『Performed by~』 : 0x3000 を 0x00a0×1個に置換(2pixel)



【5枚目(コメント数:9)】
PSPS_ED05.jpg

最後はP紹介とコピーライトになります。ここは重ね合わせの仕方がちょっと複雑になっています。

◆◆◆ueコメント◆◆◆
PSPS_ED05_ue.jpg

◆◆◆shitaコメント◆◆◆
PSPS_ED05_shita.jpg

ここでは文字サイズは同じでも改行位置を変えたものを上下で重ねます。
ueで積む背景色のコピーライトは上段を改行した2行、shitaで積む本体色は1段目と3段目を改行した3行
となっています。この高さ調整では先にshitaの本体色の字幕を書き込んでから、背景色の字幕が同じ高さに
降りてくるように空白文字2行の臨界幅リサイズによる足場の高さを調整して作っていきます。
shitaでの積みでコメントの遊離現象が発生してしまい、重ねる高さが1pixelズレてしまいました。
・・・・・黄枠がないとほとんど気づかないと思いますw

   『◆◆◆Produced by◆◆◆』 : 右端に0x00a0を2個追加(2pixel)
   『さぼてんP』 : 右端に0x00a0を1個追加(2pixel)
   『©2006-2010 AMUSE Inc.~』 : 同上(2pixel)


以上のような構造となっております。



今回は『動画との融和』と『視認性の向上』、という割と違う方向のベクトルの目標を両立できるように
作ってみました。今回使用した全字幕重ね合わせの手法は単純にコメント数が2倍程度になってしまうので
あまり多用はできません。やる場合は、字幕の絶対数を減らしたり、空白の足場数を節約したりという
工夫が必要となってくるかと思います。

また、色の選択・組み合わせの作業はやはり奥が深いなぁ、と実感しました。
今回使用した和色は独特の風合いのある色で、テクノ系のこの曲のPVとの相性はどうなんだろう、という
ことも考えていましたが、思った以上に相性が良かったように感じました。
落ち着いた色調で、あまり強く自己主張することもない色なので汎用性は高そうです。


それでは今回の解説を終わります。
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