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[G様P] 深紅~MASTER SPECIAL 06~

[投下日:2009.10.3]

お久しぶりです。
最近ちょっと仕事が忙しく腰を据えてCAを作るのが難しい状態が続いておりますorz
そこで、過去に製作したものを改めて解説していこうと思います。

今回ご紹介するのはこちらの作品。

<G様P>アイドルマスター美希 『深紅』 ~MASTER SPECIAL 06~

(↓マイメモリー)


何というか・・・とにかくかっこいい!
色々と手の込んだ仕事をしているのがよくわかるし、演出の組み立て方も見事ですね~。

作ったCAはいつものようにEDロールなわけですが、今回は普段やらない構成や演出を取り入れてあります。

それでは解説に移ります。(以下格納)
【1~2枚目(コメント数:8×2=16)】

普段私が作るEDロールの基本的な構成は・・・
①企画・制作
②出演・スタッフ
③曲情報
④P名+コピーライト
という流れになりますが、今回は動画の画面の変化に合わせて表示順を変更してみました。
実際、再生していただくとわかると思いますが、出だしの6秒間は美希のダンス~フェードアウトという流れになっていて、そこから曲の変化に合わせて一気に盛り上がるという演出がなされています。
そこで、最初の6秒間(2枚分)は字幕の切り替えを行わずに静かに字幕を連続表示させ、3枚目から本格的な字幕へと移行する、というスタイルをとりました。
このような構成で製作する場合いつものレイアウトだとちょっと締りが悪いので、曲タイトルをちょっとした装飾CAとして、最初の6秒間に配置して後続の字幕との差別化を図ってみました。

なお、今回使用した色は全編にわたり

<黒・灰色系>
#000000(black)
#404040
#A0A0A0

<赤色系>
#CC0033(red2)

という落ち着いた色調で纏めています。1箇所だけ例外的に#0000FF(blue)を使っていますがこれについては後ほど・・・。

◆◆◆ueコメント◆◆◆
深紅_ED01-1
まずはueコメで臨界幅リサイズをかけたコメントを積んでいきます。
キラキラしている部分は・・・
『⁂・⁺・❅・₊・​❅・⁺・⁂・⁺・❅・₊・​❅・⁺・⁂』
『・₊・+・⁺・+・        ・+・⁺・+・₊・』
『⁂・₊・❅・⁺・❅・₊・⁂・₊・❅・⁺・❅・₊・⁂』
(webでは表示できないですw)
このように上下対称となるように作っています。そして真ん中の空白部分に曲タイトルを入れていきます。

◆◆◆多色刷りLv2(二重リサイズ)◆◆◆
今回は、私が普段滅多に使わない「多色刷りLv2」・「明朝化」を使ってみました。
CAを作らない人もいらっしゃるかもしれないので簡単に解説をしておこうと思います。

①多色刷り
文字通り、複数の色を重ね合わせる手法です。
「コメントが積み上がる」ニコニコ動画のコメントシステムでは通常、同じ行(高さ)に3つ以上のコメントを重ねることはできません。重ね合わせるコメントが2つの場合は過去の本ブログのエントリーで書いてきたue/shitaコメントの重ね合わせで可能です。
そこで登場するのが「固定コメント」です。常に表示位置が固定されるbig16行などを使えば3つ以上のコメントを重ねあわせることができます。
(例:big16行固定による4色刷り)
多色刷り(例/16行固定)

②二重リサイズ(ダブルリサイズ)
改行リサイズが発生する行数以上(big:3行、normal:5行以上)の改行を行っているコメントについて、空白文字等で横幅を伸ばしていくと、コメント幅が画面の表示領域に達すると臨界幅リサイズが発生します。
しかし、この場合は通常の圧縮(小さくなる圧縮)が行われず、コメント領域(黄枠)が画面からはみ出し、大きな文字サイズにリサイズされます。
とりあえずbig3行で見てみましょう。
多色刷りLv2(原理)
これが「二重リサイズ」と呼ばれる現象です。「改行リサイズ」と「臨界幅リサイズ」が二重に発生する、ということが名前の由来です。

③多色刷りLv2
二重リサイズの原理を用いてコメントを固定し、重ね合わせを行う手法です。
一般的に多く見られるのはbig9行or10行の二重リサイズ化固定です。
二重リサイズが発生している状態でコメントの幅を色々と変化させていくと、ぴったりと固定(上下の黄枠が画面の上下末端部分に表示される状態)される場所があります。これが固定状態であり、同様に固定させた複数のコメントを重ね合わせたものが「多色刷りLv2」と呼ばれるものです。
これは画像で説明するのが難しいので割愛させていただきます。
ただ、この表示には負荷がかかるので動画の再生を妨げることのないよう、使用は最低限に抑えたほうがよろしいかと思います。私の場合は同時に行うのは2~3個に止めています。

④明朝化(明朝化け)
ニコニコ動画のコメント表示では文字化けを発生させる条件がいくつかあります。そのひとつが「文字化け誘発文字」です。
明朝化を誘発する文字の例として、『』(0xE800)、『█』(0x2588)等があり、このような文字と全角文字を介して隣接した文字は明朝化します。この辺の話はニコニコ動画まとめwiki(特殊記号、丸文字、記号)をご参照願います。
なお、これらの文字はWindowsXPとVista/7の間で見え方が異なったりするものもあるので要注意です。
※明朝体といっても「MS P明朝」などではなく中国語のフォントなので日本語で使う漢字とはちょっと形態のちがうものもありますねw

なお、今回の字幕では明朝化文字として『█』(0x2588)を「深紅」の行の左右両端に入れてあります。二重リサイズの場合、コメントの左右両端は画面外にはみ出しているので見えることはありません。
・・・ということで実際に字幕を重ねてみます。

(最初に#000000(black)を)
深紅_ED01-2
(続けて#CC0033(red2)を半角SPひとつ分ずらして重ねます)
深紅_ED01-3
このように重ね合わせます。実際に作るときは二重リサイズの固定位置がある程度決められてしまうので、先に二重リサイズの表示位置を決めてから、その他の積みのコメントの位置を調節してやる必要があります。

この部分は6秒間となるので、まったく同じ字幕を2枚連結して6秒表示を行っています。


【3枚目(コメント数:9)】
◆◆◆ueコメント◆◆◆
深紅_ED02-1
1~2枚目と同様にまずueコメで積んでいきます。このあと多色刷りLv2で文字を重ねるので、それにあわせて高さを調節してあります。

◆◆◆多色刷りLv2◆◆◆
深紅_ED02-2
ここで「星井美希」を影付き表示で重ねます。


【4枚目(コメント数:9)】
◆◆◆ueコメント◆◆◆
深紅_ED03-1
4枚目はueとshitaでの重ねとなります。まずがueコメから。

◆◆◆shitaコメント◆◆◆
深紅_ED03-2
ここはスタッフ紹介ですが、ローマ字表記を加えてちょっとお洒落っぽく。
1つのコメントで「窪岡俊之 -Toshiyuki Kubo-oka-」としてもいいのですが、それだとローマ字部分の表記がちょっと大きいのでバランスが悪くなります。
そこでローマ字表記はshitaコメでちょっとフォントサイズを小さくして重ねています。
2つのローマ字字幕の間の空白は改行の足場を作るのには微妙な高さとなるので、空白文字を並べて臨界幅リサイズで高さの調節を行っています。


【5枚目(コメント数:12)】
◆◆◆ueコメント◆◆◆
深紅_ED04-1
ここで改めて詳細な曲紹介を行います。
通常の曲情報に加えて、コロムビアミュージックエンタテインメントのロゴを再現してみました。
ロゴのポイントとなるのは『』と『♫(0x266b)』の重ね合わせとなります。
なお、本物のロゴの音符は16分音符の『♬(0x266c)』ですが、8分音符の『♫(0x266b)』と比べると文字幅が大きくなってしまい『』とうまく重ね合わせができないので妥協しています。
ここでの重ねはue/shita重ねと多色刷りLv2の複合で行っています。

まずベースとなる字幕をueで積んでいきます。ロゴの3行の文字列は1コメ60文字の制限がある関係上、これ以上圧縮することはできませんでしたorz

◆◆◆shitaコメント◆◆◆
深紅_ED04-2
続いて『』をshitaコメで入れます。
このあとに多色刷りLv2を曲タイトルで2つ、♫の重ねで1つ使用するので、ここは通常コメントで対処したいところ。
重ねる文字サイズ等を考慮した結果、通常のshita bigが最も適しているという判断をしました。

◆◆◆多色刷りLv2◆◆◆
深紅_ED04-3
そして最後に曲タイトルと音符を重ねます。
今回もレイアウトを作る際にはまず多色刷りLv2のコメント位置を決めて、それから各コメントの位置を決めていきます。実際に貼る順番とは逆に作っていくことになります。


【6枚目(コメント数:6)】
◆◆◆ueコメント◆◆◆
深紅_ED05-1
最後は、画面内にキャラがいないこと、曲の締めが荘厳な雰囲気であること(ちょっとオーバー?)から普段あまり使わない『センタリング』を使用しています。

◆◆◆多色刷りLv2◆◆◆
深紅_ED05-2
同様に明朝化したフォントを重ねていきます。中国語フォントなので『様』が見慣れない文字になってますねorz



以上、計6枚となります。個人的には動画の構成・雰囲気に合わせる為に普段使わない演出方法を使いつつ、色々と試行錯誤を繰り返したので、かなり想い入れの深いCAとなっています。

これまでにもたくさん作ってきたEDロールですが、動画に合わせたアプローチの仕方の変化によって色々とバリエーションを増やすことができることを改めて実感しました。
せっかく色々と作ってきたのだからワンパターンでは終わらせたくないな~、と思いつつ今回の解説を締めようと思います。
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